ドラゴンボールZで泣いた朝。
次男のさる太は私に似て、無類のテレビ好きです。
そして、アニメが大好きです。
そして、学校が嫌いです(いじめ等ではなく、学校という環境になじめないらしいのです…)
なので、毎朝早く起きてお楽しみをしてから学校へ行くのが日課となってます。
お楽しみの中身は、ゲーム、スマホいじり、そして録画したテレビ番組を見る等。
先日、楽しみの一つ「ドラゴンボールz」の録画したものを観ていました。
テレビのある部屋はリビングだけなので、さる太がテレビをつけるとと私も一緒に観ることになります。
おかげで自分の好みに関係なく新作から旧作まで、色々なアニメ番組に詳しくなりました。
最近は昔の懐かしアニメを色々な局で放送してくれています。
そんな中で、繰り返し放送してくれているのが「ドラゴンボール」です。
きっとヒーローズカードゲームの宣伝もあるんでしょうけど……。
(ウチも散々お金を投じましたが(*_*)
私はリアルタイムで「ドラゴンボール」の天下一武道会あたりまで観ていましたが、途中から興味を無くし(恋愛要素が少ないからなのか…)それ以降観ていませんでした。
大人になって、人気で話題だった「ドラゴンボールZ」をちょこっと見た程度で、しっかり観たことはありません。
が、今更さる太のおかげで? ストーリーが何となく頭に入りました。
主人公の孫悟空は死んでしまい、天国で修行中です。
悟空の奥さんであるチチは、一人息子の孫悟飯を学者にしようと勉強ばかりさせて、すっかり弱虫の甘えん坊に成長しました。
地球の危機を救うためにピッコロが悟飯を鍛え、闘う為に立ち上がりました。
ざっくりとですが、ここまでのストーリーは何となく知っていました。
いつものように朝一番でお弁当を作り、ぼんやりしながら流して観ていたものの、途中から引き込まれるように見入ってしまいました。
その話が、
第9話「ゴメンねロボットさん 砂漠に消えた涙」です。
ざっくりと内容を説明しますと・・・
悟飯は修行中に猛獣に追いかけられ、蟻地獄のような砂の穴に落ちてしまいます。
そこに埋まっていたのがロボットさんです。
脱出する為にロボットを操作しようとしますが「ほっといてくれ」と拒否されます。
あきらめない悟飯とロボットさんは少しづつ打ち解け始めます。
そうこうしているうちに砂が崩れ、ロボットさんは悟飯を助けて最後に動かなくってしまいました。
そして、悟飯は涙を拭いて次の修行へと向かいます。
ちょこっとした1話完結のお話ですが、この話の中に悲しみや寂しさや悔しさや切なさ色々な感情が詰め込まれていてホントに名作なんです(>_<)
「ドラゴンボール」にこんな話があったなんて・・・
悟飯はチチから大事に育てられた箱入り息子なのですが、大きくなってとても立派な好青年になっていきますよね。
彼を人格者にしていく為に沢山の出会いと別れがあったんだなぁ~と、思わず母心で観てしまいました。
完全にやられました。
途中でこんなにせつない物語があったなんて(>_<)
朝から思わず涙です。
しかも号泣に近い泣きで(+o+)
気恥ずかしさから、食器を片付けながら涙拭きました。
次男さる太もその展開にしんみりしてました。
もしかしてこっそり涙してたのかも(*´ω`*)
人間てこうやって成長していくのかぁ・・・。
子どもにも、大人にも、心に響く。
アニメってやっぱり奥が深い。
ちょっと昔のアニメにしみじみと考えさせられた朝なのでした(*‘ω‘ *)