小さい頃に見たアニメの影響は大きい…。
私のつたない思い出を辿ってみると、一番昔に見た記憶のあるアニメは・・・
猫目小僧です。
確かモノクロだったような気がしたのですが、ネットで調べてみたらカラー作品がヒットしたので、ウチのTVが白黒テレビだったのでしょうか。
本放送なのか、再放送なのか、どんな内容だったのか、細かいことはあまり覚えてません(>_<)
ただただ、おどろおどろしいアニメの世界観が印象的でした。
けれど、幼いながらも『あの世界はなんだろう~(*_*;』と、時々気になって思い返すくらい好奇心を掻き立てる作風なのでした。
しかも梅図かずお先生の作品とは(*'▽')!
大人になった今こそ、じっくり見てみたい作品です。
色々難しいだろうけど、当時のまんま再放送してくれないかなぁ~(^O^)/
私にとってアニメ、まんがとは…生き方や考え方を学ぶツールのひとつでした。
そして思い出深いアニメなのは、花の子ルンルンです(*'ω'*)
主人公のルンルンが七色の花を探しながら旅していくストーリーです。
アニメの中で、ルンルンが身に着けてるペンダントを開けてそれを花にかざすと様々な衣装に着替え、変身できるのです。
いわゆる女子の変身ものですね(*'ω'*)
旅先の困っている人を助けていくお話。
確かそんなストーリーだったような…。
まだ小さかった私は、誕生日の時に父にねだって花の子ルンルンの変身ペンダント(そんな名前じゃないと思うけど…)を買ってもらったのです。
ずっと欲しかったおもちゃで、手の平よりちょっと大きめサイズの15㎝くらいはあったような。
私の疑問はずーっとこのペンダントの中身にありました。
この小さな入れ物の中にどうやって変身する洋服を入れているのだろうか。
一回変身したらどうやって元に戻すのだろうか。
1着の洋服を入れたら2着目はどうなっているのだろうか。
ペンダントの中身が気になって気になって仕方がない。
つまり、女子特有の可愛いから欲しいとか、身に着けたいから欲しいとかではなく、中身を知りたいという好奇心の為に欲しがっていたのです。
今考えると、欲しい動機がまるで男子のようですねぇ~(~_~;)
買ってもらって家に帰るとさっそく付属の電池を入れてもらい、外へ出て花を探しました。ペンダントの下部についている取っ手を引っぱり開くとアニメのように鼻に向かってかざしてみました。
パカっと開けた瞬間コンパクトの中がキラキラと光り、私の全身が光に包まれ、みるみるうちに衣装が変わり、違う姿に変身・・・。
・・・なわけはありません(-_-;)
心の中でつぶやいた言葉はひとこと。
・・・・・・な~んだ。
私の好奇心のピークはコンパクトを買ってもらい、家に着いてパッケージをあけるその瞬間まで。
結局、中身は洋服などが入っているわけもなく、ただただコンパクトの表面がキラキラと光り輝くだけのものでした。
そりゃ光るよね。
だって電池入れてるもの・・・。
人生で初めて味わった失望の感情、なのでした(~_~;)